カリソメ乙女

観てきた!観てきた!
さくらん
なんと、きれいな映像!さすがフォトグラファー。
原作のある映画ということで、切り取りしていて、内容のない感じだという評判を聞いていた。
今回、私は原作を読んでいた。なもんで、ポンと音をたてるかのようにすんなり中に入り込めた。
しかし、一緒に観にいったCさんは原作を読んでいなかったので、ん?ん?意味がわかんない?なんで?
と思ったらしい。これはぜひ、原作読んで映画館へGO!をオススメします。

しかしながら、某サイトの日記にもこの映画のことを書いたが、そっちは読んでる人がここより多いから表面上のことを書いて、こちらでいいたいことを言おうとしてる腹黒さはさておき、あの映画を観て、エロティシズムについて考えた。遊郭ということで、もちろんエロが盛りだくさんの映画。でも、映像がキレイだから、とかそんなんじゃなく、この映画にエロティシズムを感じなかったのです。
これはきっと、私が監督の考えるエロに共感ができなかったということなんだけど、女優の体を出すなら出す!隠すなら隠す!なんてハッキリしてるのはナンセンスなのかもしれないが、チラリズムもうまいことしてくれないと、モヤモヤ感は心地よいものではなく、イライラ感になりかねない。今回はイライラはまったくしなかったけど、納得はいかなかった。きっとこれは私のエロを刺激されるどころか、映画でエロシーンが流れるたびに、ん?と頭で考えてしまっていたからだと思う。個人の感覚の違いなんだけどね。ただの。
しかし、隣りに座っていたのは家族連れだった。しかも、幼い少女とその両親。
これって家族で観る映画か?
それは違う気がするなぁ。一応、男と女が…なとこ満載だし。。。あんな小さい子にみせていいんだろうか?なんて、よその家庭を気にするあたり、自分は日本人だと痛感する今日この頃。